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2020/04/09

こんな状況だからこそ(※不謹慎と言われようが)。

 もはや想像以上に、少なくとも情報だけを見る限りでは大変な状況にはなっているようですが、

 何せ目に見えないものだけに、正直半信半疑な感も否めません。

 とはいえ、諸々の影響を考えるとやはり派手には動けず、若干悶々としてしまってもいます。

 そんな状況を打破するためにも何かできることはないかと思い、中古屋さんを見てみたら、

 とてもおあつらえ向きなものがあったので速攻でゲットして帰って来ました(笑)。

珍盤・名盤1
 それがこちら。平成7(1995)年に、戦後50年と、日本コロムビアの創立85周年を記念してリリースされたらしい、いわゆる「コミックソング」がメインのコンピものなんですが、

珍盤・名盤2
 これがまたとんでもないチョイスで、「赤とんぼの唄」だけは別会社なはず(※キャニオン・レコード(現・ポニーキャニオン))なものの、後はどれもこれもその世界では名曲ぞろい。これらがどれもコロムビアさんのものだったとは…。

 個人的お気に入りはいくつかありますが、まずはやはり、「マイトガイ」こと小林旭氏の「恋の山手線(やまてせん)」(昭和39(1964)年)。

 これは、当時の人気落語家だった、四代目の柳亭痴楽(りゅうていちらく)師匠の「綴方狂室(つづりかたきょうしつ)」というネタの一つを基に、演芸評論家の小島貞二(こじまていじ)氏が作詞をされたもので、本来のものとは似て非なるものではありますが(※本来は全駅出てくるが、ここでは新大久保と浜松町が省かれている。ちなみに、西日暮里はまだ開業していません)、かの浜口庫之助(はまぐちくらのすけ)氏による小気味よいメロディに乗せて、ユーモラスに歌う旭氏の魅力も手伝って、かなりヒットしたそうです。90年代には、あの濱田マリさんのいた「モダンチョキチョキズ」によってカバーもされました(ご参考までに。「本家」ですが、再録バージョンです)。

 それと、個人的にまともに聴きたかったのが、アントニオ古賀氏の「クスリ・ルンバ」(同46(1971)年)。というか、これ目当てで買ったようなもので(苦笑)。

 メロディはいわゆる「コーヒー・ルンバ」なのですが、歌詞がなんとすべて薬系の名前というインパクト抜群なもの。しかも、ただ羅列しただけでもないように思えるところがすごい。コミックソングの中では「ナンセンスソング」に当たるものになりますが、それでもここまでくると何か意味がありそうに思えてしまいます(笑)。



 ちなみに、コメントされている方もいらっしゃいますが、この歌を「紅白」で歌いたかったが無理だった…というエピソードがあるようですが、数年前に「その局」で流れていたりしていたのも、何とも皮肉な話ですねえ…。今は多少ゆるくはなってるんでしょうか。

 その他、あの「料理愛好家」として知られる上に、イラストレーターの故・和田誠氏の奥様だったり、トライセラトップスの和田唱氏のお母様でもあったり、つまりは女優の上野樹里さん(さらには食育インストラクターの和田明日香さん)の義母でもあったりする(←くどいな)、タレント(※TBSラジオの「ミュージック・キャラバン」で名を馳せたそうですが、そもそもはシャンソン歌手)の平野レミさんの歌(※「カモネギ音頭」(同47(1972)年)。しかも競作らしい)とか、

 大重鎮の小沢昭一・野坂昭如(のさかあきゆき)両氏のものとか、さらにはこのなかでは最も新しい「小市民」(同63(1988)年)とか、まったく聴いたことのないものも、それこそ大重鎮コンビによるもの(作詞:丘灯至夫、作曲:市川昭介。どれかはあえて言いません(笑))だったり(※でもこのコンビはあの「ハクション大魔王」の主題歌も作っているんです)、

 逆から読んだら意味が分かるものだったり(苦笑。あえて言うなら、その曲のジャケのイラストを描いているのはあの松本零士氏)、とある大ヒット曲のアンサーソングのようなもの(※作詞にはあの山本正之氏が関わっていたり…!)だったりと、一社ものとはいえこれだけ「そっち方面」の豪華なコンピもそうはないのではないでしょうか。さすがに「老舗」は違いますね。

 これを聴いて思うのは、「そういうもの」でも決して手を抜いて作っていないということ。

 何らかの意味があろうがなかろうが、真剣になって一つのものを作っているような気がするんです。

 だからこそ今になっても色褪せない魅力があるのかもしれません。あくまで個人の意見ですが…。

 ともあれ、タイトルにもあえてカッコ書きしたように不謹慎ともとれましょうが、

 こんな状況ですから、どうせ過ごすなら笑って過ごしたいので。どうかお許しください。
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