2012/07/31

ある意味、「どドイツ」(笑)。

 遅ればせながら、ここで先日新宿にて購入したものを。この暑いのに(苦笑)。


ノイ! [紙ジャケット仕様]ノイ! [紙ジャケット仕様]
(2012/03/28)
ノイ!

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 初期のクラフトワーク(「1」から「ラルフ&フローリアン」まで)を支えていた、クラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターによるユニット。ついに紙ジャケ仕様になっていたので、これを機会に最初の2枚を一気にそろえてしまいました。

 こちらの1st(72年)は言わずと知れたジャーマン・ロックの名盤の一つですが、このあまりにも無駄のない、ミニマルなビートが延々と続く展開は、当時でも賛否両論だったそうです。

 完全に後付けで聴いている私の世代であっても、おそらくクラフトワークでの「免疫」がなければ、触れる機会もなかったことでしょう。でも、(彼らやクラフトワークは)他のドイツのグループと違い、その徹底した反復ビートは、やや強引ですが、「鉄路の軋み」にも似た心地よさを感じてしまうのです(苦笑)。実際、後者には「ヨーロッパ特急」(77年)という作品もありますし…。

 アンセム的な「Hallogallo」は、クラウスが後に結成した「ラ・デュッセルドルフ」の「Cha Cha 2000」もそうですが、いわゆる「先頭かぶりつき」の状態で聴くのが一番いいかと思います。あの視点が、とてもハマるような気がするんです。まあ、出先でなくても前面展望のビデオとか、「電○でGO!」とかでもいいんですが(苦笑)。

 

ノイ!2 [紙ジャケット仕様]ノイ!2 [紙ジャケット仕様]
(2012/03/28)
ノイ!

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 続く2nd(73年)は、そのデザインもクラフトワークに通ずるポップさですが、内容も若干ポップになっているような印象さえ受けます。ただ、それはどちらかというと、グループとコニー・プランク(プロデューサー)との、エフェクタブルな「音の実験」によるものとも言えなくもないのですが…。

 私には、後半の、製作途中に予算が尽きてしまい(!!)、やむを得ず先行発売されていたシングル(「Neuschnee」と「Super」)の回転数を変えたり、テープ操作を施したりしたという「苦肉の策」的展開の方が、結果的にポップなものになったような気がします(苦笑)。当時としてはかなりな暴挙だったのかもしれませんがね…。
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